とっても可愛いお客様がお見えになりました。
「日本のお祭りに来るのが夢で、3歳の頃から自分のお小遣いを貯めていた」
という9歳の女の子とそのご両親。
お母様は、最初に駅にお迎えに行かせていただい時、
私を見つけ遠くからでも手を振ってくださり、
その瞬間にとても温かい気持ちになりました。
お父様もとても優しく柔らかな印象で、
素敵なご家族だということがすぐに分かりました。
お嬢さんの夢を叶えようと、
お祭りに合わせ、live takayama にお越しくださいました。
1日目の日中はなんとか天気は持ちましたが、
楽しみにしていた宵祭りは、天気予報が雨の為中止に。
結局、夜遅くになるまで雨は降らなかったんですけどね、残念。
それだけ大切にしている伝統的な屋台。
少しの雨にも濡らさない様にしているってところも、
見れないのはとても残念だけど、それだけ「レア」な祭の体験ができたって事も、貴重なんじゃないかな、と思います。
2日目の早朝は雷が鳴るほどの激しい雨。
激しい雨は上がりましたが、雨は降ったり止んだりの繰り返しで、屋台は蔵から出ることはなく、各蔵の中に収まったままで拝観することができた様でした。
ご家族は、2日目はカラクリ奉納を見たり、本町の出店を楽しむ事もできた様で、私としても安心しました。
お嬢さんは、貯めたお小遣いで自分のお土産を買ったり、地元のお友達にお土産を用意したり、お祭りを楽しめた様です。
英語が下手で、完璧に聞き取れない私にも、一生懸命にわかるように話しかけてくれて、本当に可愛かった。
こちらのご家族は、カナダのオーロラを見ることができるくらいの北の方から日本へ訪れて下さいました。
お父様が、ご自分で撮られたオーロラの素敵な写真を見せて下さいました。
写真でみても素敵でしたが、実物なんて比べ物にならないくらい綺麗なんだろうなぁ、と思いながら見てました。
「日本が好きだから、また来たい」と言ってくれたお嬢さん。
「待ってるから、また来てね」と私。
「オーロラが見たいから、いつか行きたい」と私。
「見にきてください」と言ってくださった優しいお母様。
いつか、この両方の夢が叶うといいな、と思いながら、
このご家族をお見送りさせていただきました。
夢を叶える為に、お嬢さんを見習って私も頑張ってコツコツとお金を貯めなくては。
がんばります。
Thank you so much for coming to me.
I look forward to seeing you again one day.
It’s not good-bye. See you again, definitely.
MATANE!
*お写真の掲載は許可していただいております